S耐2020 Rd.1 富士24h 劇的なバトル

10:00~ 天気は回復し、ドライコンディションへ

本放送に戻りエキゾーストノートやカメラが戻ってきた。
天気が途中荒れる場面もあったが、残り2時間くらいまでは大きなトラブルとかなくレースが進行。

ST-TCRクラスの熱いバトル

No.22 WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMSの千代勝正選手が非常に速いペースで追い上げを見せ、トップのNo.290 F・Link Home CIVIC TCRとの差をグングン詰め、レース終盤なのにスプリントレースのようなバトルに。
上手いなぁと思ったのはTGRコーナーでの駆け引きで、スリップからNo.22がインを取ろうとしたところNo.290がブロック、しかしおそらくそれはフェイントで、No.22はアウトから仕掛け、インでブレーキングが遅れたNo.290が曲がるのに苦労するところをスパッと抜いていきました。
このあたりはGTドライバーで培った技術などが影響しているだろう。

ST-1クラスでGR Supraが強い

レース残り20分くらいで、ST-2クラスのNo.32 ROOKIE Racing GR YARISがトップを確実にし、チェッカードライバーとしてモリゾウ選手が乗り込んだ。
この時、ST-1クラスで2位を走っていたNo.28 ROOKIE Racing GR SUPRAの大嶋選手が猛プッシュ。
No.32とのダブル優勝に向けて必死の追い上げを見せ、トップのNo.38 ADVICS muta Racing RC F TWSを追い抜きトップでチェッカーを受けた。
違う意味で大きなプレッシャーの中勝ち切った大嶋選手はさすがGT500でもGR Supraのメインドライバー。