SUPER GT 2020 GT500クラスのシーズン総括

まずはこれを見よう

■場内放送編(実況:ピエール北川さん)

■公式放送編(実況:サッシャさん)

GR Supraの衝撃的なデビュー

昨年まではレクサスブランドで参加していたトヨタ勢は今年からGR Supraを投入。
久々のSupra復活ということで開幕前から話題性が高かったですね。
そのSupraは開幕戦で優勝を飾ると前半戦は安定性を見せ、特にTOM’Sの2台はドライバーも速くドライバーズチャンピオンはどちらかで決まるのではないかと思っていましたが、上述の動画の通り、最後の最後にドラマが待っていましたね。

意地のNISMO

ここ数年はイマイチ活躍が見えない日産勢。
今年は第3戦、第6戦でNISMOが優勝するも他のGT-R勢が優勝争いになかなか参加できず。
NISMOも第3戦で2基目のエンジンを投入するなど苦しいシーズンでしたね。
最終戦も1周目でロニー・クインタレッリ選手の追い抜きでトップに立つも、タイヤが持たずに中盤に沈んでしまいました。
来季まではGT-Rでの参戦となると思いますが、新型フェアレディZも発表されたので今後のGT参戦マシンが気になるところです。

DTMとの共通規定

2016年ころからDTMに合わせた規定で運用を始めたSUPER GTがまさかのDTM側が現状での解散が困難になり来年からはGT3ベースのクルマでプライベーターメインでのレギュレーションに変更されそう。
そうなると、GT500というよりはGT300に近い形になるのでしょうか。
クラス1規定は数年続くということですが、その後の車両規定がいったいどうなるのかはGTAの大きな課題になりそうですね。