[2021 SUPER GT Rd.1 OKAYAMA]圧巻のGR Supra祭り
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予選
快晴の岡山国際サーキットで開幕した2021年のスーパーGT。
予選ではGR Supraが5位まで独占し、全車がQ2に進出。逆にNISSAN勢は全車がQ1で敗退するなど、TGR勢が強さを見せた。HONDAも1号車がQ1で脱落し、波乱の予選となりました。
当日が思ったよりも天候が良く、路面温度硪高かったのが要因と思われます。
決勝
フォーメーションラップは2周でレースはスタート。
GT500クラスは序盤はPPを取った37号車の阪口晴南選手の快走が続き、代役参戦ながら十分な走りを見せてくれました。
波乱が起きたのはやはりドライバー交代可能タイミングでのSC導入でした。
GT300クラスの360号車が(たぶん)アウトラップでスピンしてストップ。SC導入前に慌ただしくなるピット。
違うドラマが始まっていました。
結果としてピットレーンは大渋滞。
そこをうまく抜け出したのは14号車の山下健太選手と36号車の坪井翔選手でした。
山下選手と坪井選手は約30周ほどバトルし続け、途中坪井選手のコースオフなどがありましたが、終わってみれば1秒差まで迫る接戦でした。
仕掛けるタイミングによっては坪井選手の36号車が優勝してたかもしれませんね。
優勝は2019年のチャンピオンコンビ、14号車のENEOS X PRIME GR Supraでした。
2位は36号車のau TOM’s GR Supra、3位は37号車のKeeper TOM’s GR Supraとなり表彰台をGR Supraが独占。
5位に17号車のAstemo NSX-GTがホンダ最上位、9位に3号車のCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが日産最上位となりました。
23号車のMOTUL AUTECH GT-Rはピット時の混乱でストップ位置がずれてしまい、給油がうまくいかずに順位を落とすと、その後8号車とのバトルに際して接触を起こしてしまい、リタイヤとなりました。
次戦は富士500km
現在の新型コロナウイルスの影響度合いを考えると、既に販売中のチケットとはいえ、GW前に緊急事態宣言が再度出されてしまうと急に無観客や観客数を制限するなどが起こることが考えられます。
出来ればそうならないようにしてほしいところではありますが、次戦で手越さんが国家斉唱をされるということで、GTファンのみならず手越さんファンが多く駆け付ける可能性が高いとなると、どうするかは不透明な状態ですね。