2021 AUTOBACS SUPER GT Round.3 SUZUKA GT 300km RACE

真夏の鈴鹿決戦

5月に開催予定だった第3戦は、新型コロナウイルスの影響で8月に延期されました。
昨シーズンの鈴鹿は2戦開催され、共に23号車が優勝を飾ってます。ここまでの3戦を通して日産勢の勢いは今一つ。
3号車が少しポイントを獲得していますが、他の3台はイマイチな状況ですので、去年の強みを活かして日産勢は巻き返しを狙いたいです。
また、鈴鹿はDUNLOP勢に有利に働くことも多く、GT500では2台のDUNLOPタイヤを履いたNSXや、GT300ではBRZなどが得意としているところ。
予選ではその予想通りDUNLOPタイヤを履くチームが上位につけることになりました。
GT300では新型BRZを投入した61号車はそろそろ思いっきり勝ちたいところですね。決勝での強さがどうなるのかが大きなポイントです。

各クラスの結果

GT500

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GT300

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GT-Rが表彰台独占、BRZは…

終わってみれば、GT-Rが表彰台を独占!
特に23号車は力強い走りでしたね。3号車や24号車からはタイヤ的なアドバンテージはあったものの、速さに加えて「強さ」が垣間見れるドライビングだったと思います。
カルソニックも6位に入り、日産勢は大量にポイントをゲットできましたね。
TGR勢は36号車が粘り強かったですが、SWの影響もあって下位に沈みました。
前半戦が終わり、GT500は各メーカーが優勝しているものの、安定感の高い1号車がポイントリーダーを走っています。
次いでTGR、日産と続きます。日産は今回は良かったですが、過去3戦を見ると今後はまだ不安が残っているかと思います。
GT300は正直予想できませんが、やはり61号車には頑張ってほしい。今回もリードを伸ばしている中でのSCなどで運がない。
4号車の表彰台も久々でしたね。もどかしい部分が昨シーズン含めて開幕からありましたが、今回は良い走りでしたね。
次は9月11日、12日にスポーツランドSUGOで開催。昨シーズンは開催されなかったSUGOには、どんな魔物が住んでいるのでしょうか。