2021 AUTOBACS SUPER GT Round.6 AUTOPOLIS GT 300km RACE

サクセスウェイトが鍵を握る?

前回のSUGOでは12号車、61号車の劇的な勝利で幕を閉じました。
今回は2年ぶりのオートポリス開催で、サクセスウェイトはシーズン中で一番重たくなります。
次戦以降は軽くなっていくので、サクセスウェイトが重いチームはなるべくポイントを取りに行きたいし、現状ポイントを獲得できてないチームは勝つチャンスが最も高くなるレースでもあります。
GT500はTGR勢の3チームがエンジン3基目を投入するため、ペナルティストップがあります。
GT300はフルウェイト(100kg)を積むチームが多くなっています。
各チームがどんな戦略で挑んでくるのかが注目です。

予選

GT300で注目すべきは、フルウェイトを積んだ61号車が2位につけていること。PPは31号車ということで、ノーウェイトやマシンの特性もあって理解できる速さでしたが、61号車の1発の速さにはいつも驚かされます。
GT500も予選ではダンロップタイヤのNSXが好調です。1位と3位にダンロップタイヤの16号車と64号車。2位に8号車とHONDA祭りの予感…?

決勝

GT500

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終わってみれば8号車が今季初優勝。
前回の菅生での悔しさを払拭するくらい強いレースでしたね。
野尻選手はスーパーフォーミュラでは勝利を重ねてますが、スーパーGTでは結果が出てなかったので、少し肩の荷が降りたかな、と思います。
3位に23号車が入り、チャンピオンシップに食いついています。
次はNSXが強いツインリンクもてぎですので、予選でできる限り前に出て、点差を縮めて欲しいです。

GT300

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GT300も今季初優勝となった31号車。
嵯峨選手はドライバーズアピアランスでのインパクトはいつも強く、ファンを楽しませてくれていましたが、今日はレースでも見せてくれましたね。
61号車も、フルウェイトながら3位に食い込む展開でチャンピオンシップのトップに立ちました。前回の菅生から調子がいいですね。
4号車はピットスタートからの6位入賞という素晴らしい追い上げでした。もてぎや富士はFIA-GT3が有利になるかと思うので、次戦以降にチャンピオンシップ争いに加わってくるチームは出てくるのかが注目です。