[2022 SGT Rd.2 FUJI]意外な結末
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GT500結果
[table “2022_SGT_Rd2_GT500_Ranking” not found /]GT300結果
[table “2022_SGT_Rd2_GT300_Ranking” not found /]2度の赤旗中断
前回の岡山大会と同様、レーススタートからは大きなトラブルもなく順調な滑り出しだったレース。
初の450kmということで、特にGT300ではストラテジーに差が出そうな雰囲気でした。
しかし、レース中盤に一気に展開が動き始めます。
100R後のヘアピン前でGT300の22号車がウォールに激しく激突するクラッシュ。
直後にFCYが導入されましたが、マシンの回収やウォールの修復に時間がかかるためにSCに変更され、最終的には赤旗中断となりました。
中断後、36号車と37号車が接触。39号車がトップに躍り出て、2番手には3号車がつけました。
数周後、39号車のペースよりも3号車と37号車のペースがよくトレイン状態に。
58周目の最終コーナーの立ち上がり、GT500のトップ3台のバトルの裏でGT300の50号車にメカニカルトラブルが発生しており、ピットレーンのホワイトラインを通過してしまったため、ホームストレート上をスロー走行していました。
更に不運だったのは、ホームストレート立ち上がりの段階でGT300の31号車のスリップに入っていた39号車ですが、31号車はピットへ入るため右側を走ってました。
それを追い抜いた後、トラブルでホームストレート右側のホワイトライン際を走っていた50号車に近づき、39号車がかわした瞬間、3号車はかわし切れずにロストコントロール。ガードレールに激しく衝突した後にスピンをしながら停車。
サーキットをはじめ、配信で見ていた私たちも言葉を失うようなクラッシュでした。
その後、FROなどの素早い対応やマシンの安全性も高かったことからドライバーの高星選手は自力でマシンを降り、歩くことができたとのこと。その後のGTA坂東会長の場内アナウンスでも、大きなけががなかったとのことで安心した方も多かったと思います。(その後のNISMOの発表でも、精密検査を行って問題なかったそうです。)
このクラッシュで再度赤旗中断。
1時間程度を費やしてガードレールの代わりにタイヤバリアなどを設置する作業が行われますが、レースの最大延長時刻の18時20分が刻一刻と迫ってきます。
18時10分ごろ、SC先導でレースが再開するも、そのまま延長時間を迎えてチェッカーとなりました。
が、ここまでの間に2件のペナルティが発表されます。
1つ目は1回目の赤旗中断時に39号車の関口選手がマシンに触れてはいけないタイミングでタイヤかホイールに指を触れてしまったことで40秒のペナルティ。
2つ目は1回目の赤旗再開後の36号車と37号車の接触により、37号車に40秒のペナルティが加算されました。
今回のレースについては、2回目の赤旗再開やクラッシュの要因もろもろを含めて様々な意見が出ているかと思いますが、最終的にはドライバーもファンも安全で楽しくレースが開催されることを切に願うばかりです。