【SUPER GT2023】岡山テスト
Table of Contents
待望の公式テストが開催
メーカーテストや個別のテストを経て、今季エントリーしている42台が岡山国際サーキットに集結して公式テストが実施されました。
両日ともに天候が良く、2日目の午後にはスタート練習を行うなど、1か月後の開幕に向けた準備が進んでおりました。
モータースポーツ各種サイトでタイムなどは公開されているので、個人的に気になったところをピックアップしていきます。
GT500でZは連覇できるのか?
昨年、デビューイヤーでチャンピオンを獲得した日産勢ですが、今季はどうでしょうか。
どのチームも対策をする必要があるかもしれませんが、今季からはカーボンニュートラルフューエル(CNF)が使用されることが決まったため、燃費は重要な指標になります。
さらに今季の多くは450kmのレースとなるため、燃費次第では余計なピットストップが発生する可能性はあります。
もちろん、その辺はすべて計算してはいると思いますけどね。
ただ、季節や気温などを加味すると、想定外なことが起こるかもしれません。
各チームのドライバーのインタビューを聞いていても、ハッキリとは回答できる状態ではなかった(インタビュー上では、ですが)ので、まだまだ手の内を見せるわけにはいかないのではないでしょうか。
これは第2戦の富士でハッキリとすると思います。
岡山は少し狭いですし、パワーなどもフルパワーってことはないですからね。
GT300はさらに混戦
テストを見た感じだと、どの車両も近しい状態かな、という印象。
特に岡山は地元のK-tunesのレクサスは速いです。
GTA-GT300としてはGR SupraやGR86も速く、LC500も初日はタイム出してました。
FIA-GT3勢は初日はGT-Rなども速かったですが、2日目はロングラン主体だったかな、という感じですね。
実力差は次の富士まで持ち越しか
今シーズン初の公式テストということで、各チーム手探りだったのもあるかもしれませんが、勢力図がハッキリわかるほど、各チームの様子はまだわからない状態かと思います。
とはいえ、見ていた感じ大きなトラブルが無く2日間を終えてるところを見ると、マシン開発は順調なチームが多い印象でもあります。
2週間後の富士スピードウェイで実施される公式テストがさらに注目されるでしょう。
行くかはわかりませんが、行かない日に雨降ってくれたらレインタイヤの状態見られるから楽しみなんだけどな(わがまま)