[SF 2023]Rd.6 FUJI 予選

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Q1-A

トップ通過はリアム・ローソン。さすがの走りでトップタイムを記録しました。
2番手は代役参戦の大津。FP1ではトラブルで予選前の調整が完ぺきではなかったかもしれませんが、一発をしっかり残してきましたね。マシンの速さは証明できそうです。
3番手は山本。今季厳しい戦いを続けていますが、先日の富士でのテストでトップタイムを出したこともあり、このサーキットではセッティングが嚙み合って結果につながっているのかもしれません。
以下、牧野、福住、阪口が通過しました。
今回から参戦した笹原とWEC帰りの小林と平川はQ1敗退。特に平川は過去5戦Q2に行っていただけに、悔しい結果となりました。

Q1-B

こちらのトップ通過は太田。ルーキーとしてしっかりとタイム出しましたね。A組のローソンよりいいタイムを出してます。
2番手はチャンピオンの野尻、3番手はポイントリーダーの宮田と上位勢が着実にQ2に進みました。
以下、佐藤、山下、坪井がQ2進出です。坪井はちょっとギリギリでしたが、ポイント争いに加わっていくためにも、Q2で出来る限り上位につけたいところ。
関口は惜しくも7番手で敗退しましたが、調子は戻ってきている様子で本調子まではもう少しのように見えます。チームIMPULは2台ともQ2に進めず、苦しい戦いになりそうです。

Q2

ポールポジション争いは全員が一発勝負で行われました。
結果を出したのは5号車の牧野でした。チームメイトの太田も3番手につけ、ドコモチームダンデライアンが力を見せつける形になりました。
2番手はローソン。かなり安定していますね。野尻は7番手となり、チーム無限としてはちょっと結果が分かれる展開に。
5番手に宮田がつけましたが、中継上ではピットに戻る際に、かなり納得のいかない様子だったと感じたので、ちょっとしたミスか何かがあったと思われます。ことしはレースでも強い走りを見せてくれているので、決勝での追い上げに期待です。
ナカジマレーシングは4番手に佐藤、6番手に山本と上位からスタートすることができます。決勝でどのような走りをするのか楽しみですね。
セルモの2台は10番手と11番手で中断からのスタート。先ほども書きましたが、坪井はポイント争いについていくには上位へ向けていくしかありません。レースペースとピット戦略でどこまで上げてくるのか。
福住はアタックラップの1コーナーでオーバーシュートしてしまい万事休す。12番手からポイント獲得へ向けて進んでほしいですね。
1位から11位までのタイム差が1秒無いくらいの接戦に見えますが、おそらく1秒以内ながらパフォーマンスの差は大きくなっているようです。1周はコンマ8秒でも10周同じペースで走ったら8秒もの差になりますからね。
思ったよりも気温も路面温度も上がっていないので、ここへの合わせこみが出来たチームは当然ながら有利な展開に持って行けそうです。
明日もレースまでに1回フリー走行のチャンスがありますので、明日の展開に期待しましょう。