[F1 2023]Rd.14 オランダGP 予選

FP2でピアストリがクラッシュした際に後ろを走っていたリカルドが避けきれずにクラッシュ。
そのクラッシュ時に負傷してしまいリザーブドライバーでSFでチャンピオン争いをしているリアム・ローソンが代役参戦となりました。
FP3は雨でまぁまぁ荒れましたが、予選時点では曇り。雨雲も近づいているらしいので天気による路面状況の見極めがポイントになりそうです。

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Q1

前半はマクラーレンとウィリアムズの調子が良さそう。
続いてフェラーリがワンツーに。ただ、ルクレールは雨になるとターン1でオーバーランする癖があるような走り。
メルセデスがフェラーリの上に立ったと思ったらアロンソ、フェルスタッペンがトップをどんどん塗り替え、更にそれをノリスが上回る。
路面がどんどん良くなっているので1周ごとにトップがころころ変わります。
アルボンがトップタイム、2番手フェルスタッペン、3番手はピアストリというトップ3。
角田は9番手でQ2へ通過、ルクレールは14番手でギリギリ通過。
代役参戦のローソンは難しいコンディションの中、20番手でQ1敗退。致し方ないですかね。
そのほか周、オコン、マグヌッセン、ボッタスがQ1敗退です。

Q2

Q2も全車インターミディエイトでスタート。どうやら南から強い雨が来るかもしれないとのことで、早めにいったんタイムを出していきたい流れになりそう。
マクラーレンは安定して速い。残り7分でフェルスタッペンがトップでノリスが続きます。
路面はどんどん乾いていて、ラスト3分くらいがカギになりそう。
残り5分ほどで各車が新しいインターミディエイトでタイムを出しに行きます。
しかしフェルスタッペンが速い。2番手のペレスよりも1秒速い。
残り2分ほどで角田は4番手。どんどん20秒台を切ってきます。
残り1分半でセクター2終わりが大渋滞。大丈夫かこれ。
結果としてはフェルスタッペンがトップタイム、2番手はピアストリ、3番手がアルボンとQ1と順位は違えどメンバーは一緒。
Q2脱落はストロール、ガスリー、ハミルトン、角田、ヒュルケンベルグとなりました。
ハミルトンは何か噛み合わなかったかもしれないですね。フライングラップのターン13あたりで角田に引っかかっていたように見えましたが…。
その後の角田のフライングラップではハミルトンに引っかかっていた模様。やったらやり返すといった感じかもしれませんが、どちらにも記録や検証は入っていないようです。
AT04のマシンパフォーマンスから考えれば、ハミルトンは何かしら角田に引っかかった場所でQ2敗退するレベルではないと思うのですがね、どうなのかな。
と思ったらQ3始まる前に記録されましたね。

Q3

Q3はタイヤ戦略がわかれました。インターとソフトで出るチームが分かれてきました。
ソフトタイヤがタイムを出し始め、アルボンが15秒台を出したあたりでセクター1でイエローフラッグが。
どうやらサージェントがコースオフしてクラッシュしている模様。ここで赤旗中断となります。
再開後はほぼドライ路面の状況。どんどんタイムが上がり、マクラーレン1-2でフェルスタッペンが続いている、というところでルクレールがウォールにクラッシュして再度赤旗。ルクレールのマシンはどうも安定感がないな、と感じてしまいますね。雨だとターン1で飛び出しまくってるし。
残り4分で再スタート。タイヤの温めを含めて残り時間をどう使うのかが楽しみです。
最初にタイム出したフェルスタッペンがポールポジション。2番手ノリスはミスもあってかコンマ5秒くらい速かった。
3番手はラッセル。4番手にアルボンとなりました。ウィリアムズ調子いいですねぇ。
珍しくチーム2台ずつではなく、6番手までが1台ずつ入り乱れる状態に。
Q3が一番荒れる展開となりましたが、流れはフェルスタッペンに向いているようです。ただ、ノリスやピアストリなどマクラーレンやフェラーリもロングランでは調子が良いみたいなので、2番手以降の争いは激化しそうですね。
順調に行けばフェルスタッペンの優勝は堅そうですし、どうせなら記録を伸ばしてほしいですね。