[SUPER GT 2023]Rd.2 FUJI GT 450km RACE 決勝

これぞレース日和というくらい予選も決勝も快晴の中、前売券が完売するほどの集客だった富士スピードウェイでの450kmレース。

レースを振り返ってみると、多少のタイヤトラブルや接触などによるピットインなどがあったものの、コース上で停止するマシンはなく、FCYやSCが出ない展開となりました。
開幕戦の荒れ具合が際立ちますな。

そんな中、GT500を制したのは36号車。
この2人はノリに乗ってます。先日のSFでも宮田選手は初優勝、坪井選手は2位ということで、フォーミュラでも箱車でも速さを見せてくれました。

逆に、8号車の2人にとっては、SFでの流れを断ち切りたかったと思いますが、叶わず残り2周でガス欠症状が出て緊急ピットインし、ポイント圏外でレースを終えることになりました。

8号車と36号車、流れってあるのかな、と感じさせられる展開ではありました。

23号車は10番手スタートからの7番手フィニッシュということで、開幕戦ウィナーとしてはポイントの積み上げができて良かったです。願わくば3号車あたりの位置に…なんて思いますが、3号車も頑張りましたし、みんなチャンピオン目指してますからね。
次戦は3号車も23号車も得意とする鈴鹿です。
共に重たいサクセスウェイトを積んでの450kmになりますが、引き続きポイント獲得に向けて頑張って欲しいですし、応援もしますよ!

GT300は56号車が優勝。
終盤の2号車とのバトルはもの凄く熱いものでしたね。
ルーキーの名取選手がしっかりと実力を見せつけたレースになったと思います。勝負強かったなぁ。
KONDOレーシングとしては、GT500の24号車とダブル表彰台といきたかったところですが、GT300車両との絡みで接触し、マシンにダメージを負って勝負権を失ってしまいました。
これもまたレースというところですが、嬉しさ半分、悔しさ半分って感じですかね。

こっそり気になるのは19号車。
昨年度から予選の速さはピカイチですが、どうしてもレースでは上位のペースについていけない。
特に今回は同じヨコハマタイヤを履く24号車は終盤まで表彰台が狙える位置を走っていたことや、富士スピードウェイはGR Supraが得意とするコースという事を考えると、決勝の結果は腑に落ちない部分があります。
ロングランでのタイヤマネジメントなのか、マシンポテンシャルなのかは外からではわからないので余計なことは言えませんが、挽回に期待したいと思ってます。

スーパーGTは、いちおう推しとしてのチームはありますが、基本的には全体的にどのチームも応援したくなる不思議なレースカテゴリと勝手に思ってます。
もちろん23号車が優勝するのは嬉しいですが、他チームの活躍や気になることも、立て直して面白いレースを見せて欲しいと思ってます。

次戦は6月はじめに鈴鹿サーキットで450kmレース。まだまだ展開は読みきれません!