[SUPER GT 2023]Rd.4 FUJI GT 450km 予選
公式練習では61号車がギアボックスが原因と思われるトラブルで赤旗中断、39号車もGT500占有走行中にエンジントラブルで赤旗中断と、2か月ぶりのレースでは暑さもあってかトラブルが少し出ています。
気温33℃、路面温度45℃
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GT300 Q1 GroupA
88号車はランボルギーニウラカンGT3 Evo2ということで新型車導入。前回のクラッシュで87号車は全損してしまったため、88号車を87号車にして参戦となっています。
GT300はポイント×3倍のサクセスウェイトを積む必要があるので、暑さに加えてこの差がどうなってくるのでしょうか。
11号車が唯一の36秒台でトップ、87,50,20,6,88,56,65がQ1通過、56号車と65号車はお見事、一方ランキング3位の52号車は11番手でQ1敗退。
50号車は3番手で大健闘ですね。
GT300 Q1 GroupB
残り4分頃に4号車が早めにタイムを出してきました。さらに次の周もセクター1で全体ベストと調子が良さそうです。そのまま36秒台でトップタイムを更新してきました。
61号車が2番手、96,31,10,60,360,25がQ1通過。
A,B通して36秒台は2台のみという結果に。2号車は通過できなくて残念ですが、ウェイトが響いたかなぁ。
GT500 Q1
1号車はエンジン交換をしているとのこと。
16号車が27秒台を出してきました。24号車が続いてきます。8号車が3番手。
100,38,3,64,17がQ1を通過しました。
36号車はやはりハンディが重く15番手から。復活の23号車は13番手からとなりましたが、ペナルティもあるのであまり無理をさせなかったのかもしれませんね。
富士でNSXが全車突破という状態に。サクセスウェイトも軽い分、ここでポイントを稼ぎたいといった感じですかね。
ランキング2番手の3号車がQ1通過しているのは素晴らしい。エンジン交換をした1号車は14番手とセットアップがハマっていないのかもしれないですね。
このレース前に引退を表明した38号車の立川選手もSUPER GTでの富士ラストランとなりますが、Q1担当の石浦選手がしっかりとバトンをつなぎました。
GT300 Q2
タイム順でいえばQ1トップは4号車。GT300はQ2とはいえ台数が16台と多いのでトラフィックには注意が必要です。
残り2分。4号車の調子がいい、36秒6でトップタイムを記録。11号車が36秒8で追ってきます。続いて88号車が同じく36秒8で続きます。
31号車はセクター1,2全体ベストで近寄ってくるも、36秒7で2番手タイム。61号車がわずかに31号車を上回りました。
4号車のセクター3が驚速ですね。全体ベストは61号車ですが、全体を通してはベテランの技術が光りましたね。
ポールポジションは4号車!61号車、31号車のトップ3となりました。谷口選手は6年ぶりのポールポジションです。
新型ウラカンの88号車は5番手、50号車のルーキーチームも9番手と大健闘ですね。
GT500 Q2
最初にタイムを出したのは16号車、ほとんど同タイムで8号車が続きます。
そこに食い込んできたのは24号車!3号車は4番手。セクター3はZの方が速いか。
GT300もGT500もヨコハマタイヤがポールポジションを取りましたね。
38号車は7番手と上位に食い込めませんでしたが、レースでの挽回に期待しましょう。
気づけば燃料リストリクターが1段階きいている3号車が4番手というのが驚きです。
24号車の後ろからはARTAの2台が追ってきます。のでタイヤ勝負がどう動くかが気になるところですね。
明日は天気が読めないとのことで、ドライなのかウェットなのかで大きく戦略が変わってきそうです。
23号車的にはちょい濡れの雨が降ってほしいなんて思ってしまいますが、レースが面白くなることを純粋に楽しみにしています。